プラークってなんだろう

こんにちは！
名古屋市千種区　たなか歯科クリニックの丸山です。

毎日暑い日が続いていますがみなさんいかがお過ごしですか？
しっかりと水分補給してくださいね！

たなか歯科クリニックは木曜、日曜祝日休診日となっており
８月１４（月）～１７日（木）まで夏季休業になります。
８月１８日（金）から通常診療です。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

今日は プラーク(歯垢)についてのお話です！
なんとなくプラークや歯垢という言葉聞いたことあるよ～という方もいるのではないでしょうか。

プラークは食べ物に含まれる糖分をエサに増殖した細菌の塊です。
プラーク１ｍｇのなかに、およそ３００種類１億個もの細菌が存在しているそうです！

ヌルヌルしていて粘着性があるため歯に強く付着して歯磨きをしなかったり
放置してしまったりすると歯や歯茎の健康状態を損なう原因となります。

歯や歯茎にプラークがついたまま放置してしまうと虫歯や歯周病の原因になります。

長時間、歯や歯茎にプラークが付着した状態になると
通常の歯ブラシでは取れなくなり、やがて歯に穴が開き始め虫歯になってしまいます。
ほかにも歯周病になってしまったりすると、最悪歯が抜け落ちてしまったりして
とてもこわいですよね。

歯垢がつきやすい、増えやすい人の特徴は

・歯磨きがきちんとできておらず歯と歯のあいだや
歯と歯茎のあいだに磨き残しになってしまう。

・歯列矯正中のかた
歯に矯正装置を装着してワイヤーを通すブラケット矯正は
汚れが残りやすくなるため磨き残しに気を付けなければなりません。

・甘いおやつを食べる人
砂糖は口腔内に生息する細菌の栄養源になるので
細菌の増殖を促進させてしまいます。

歯石が形成されるには個人差はありますが一般的には
歯垢が沈着してから２～１４日で石灰化が始まります。

この石灰化は１、２週間ほどで落ち着き、硬い歯石になります。
歯石になってしまうと通常の歯磨きでは除去できず
歯科医院でスケーラーという歯石を削り取る器具を使用して除去することになります。

普段の歯磨きでは歯と歯の間、歯と歯の境目
奥歯の溝などはとくに丁寧に磨くことを意識してみましょう！

歯と歯茎のあいだを磨くときは、傷つけないよう優しく磨いてくださいね
一気に何本も磨こうとせず鏡を見ながら小刻みに歯ブラシを動かしてください。

プラークのうちは歯磨きやフロス、歯間ブラシを使って除去することが可能です。
歯石になって自分では除去することが難しくなる前に、取り除くようにしましょう☆

名古屋市千種区　たなか歯科クリニック　丸山