キシリトールって虫歯にならないの??
こんにちは、千種区たなか歯科クリニック歯科衛生士佐々木彩花です。
たなか歯科クリニックではハロウィンイベント開催中です。
院内はかぼちゃがいっぱい飾りつけてあります☆
イベント期間中はある”合言葉”をスタッフに伝えるとキシリトールのお菓子がもらえる楽しいイベントです。
さて、キシリトールって何だと思いますか?皆さまご存知でしょうか?キシリトールって聞いたことあるし、食べたこともあるあのスースーするガムのこと?!
そんなイメージを持っている方が多いかもしれません。
実はキシリトールはスースーしません!実は甘い成分なんです。
キシリトールとはむし歯の原因となる酸を作らない糖アルコールの一種で、白樺や樫などの樹木や植物から作られる成分です。
砂糖と同じくらいの甘味がありますが、キシリトールのカロリーは約3キロカロリー/gと、約4キロカロリー/gの砂糖と比べて少なめです。また、スッとした爽やかな冷涼感が特徴です。
なんと嬉しいことでしょう(^^)♪
そんなキシリトールが日本で認可されたのは1997年のことだそうです。私自身物心ついたときにはすでに日本の世の中にはキシリトールが広まっていたようです。
虫歯の少ない国といわれる北欧の国からどうやら広まってきているのでキシリトールはやはり虫歯の予防に効果はありそうですね!
実際に口の中からむし歯の原因のひとつミュータンス菌を減らす効果があると報告されています。
「砂糖みたいに甘〜い」でも、虫歯にならないなんてまるで魔法のようですね!歴史はまだまだ浅いかもしれませんが今後もっとキシリトールを生かしていければ虫歯の予防の効果も、もっと高められそうですね!
〜キシリトールの歴史〜
1943年
安定したキシリトールの結晶化に成功
1970年
フィンランドのトゥルク市でキシリトールの歯の健康に関する研究開始
1975年
キシリトール入りチューインガムがフィンランド、アメリカで発売
1983年
WHO(世界保健機関)とFAO(国際食料農業機関)が安全性を確認
1988年
フィンランド歯科医師会がキシリトールを推奨
1997年
厚生省(現・厚生労働省)が食品添加物として認可、“日本におけるキシリトール元年!”
日本フィンランドむし歯予防研究会発足
千種区たなか歯科クリニック 佐々木彩花
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