みなさんはできている?歯ブラシのNG習慣
もう12月に入り今年ももう1ヶ月を切りましたね。
みなさんはどんな1年だったでしょうか?
今回は歯ブラシの際にしてしまいやすいNG習慣についてお話していこうと思います。
皆さんはこれからお話するNG習慣をしていないかチェックしながら読んでください。
すぐに変えられる簡単なものばかりだと思います。
でもこの1つ1つがとても大切なことなので、これから意識して毎日ピカピカにしていきましょう!
①歯ブラシを濡らす。
歯磨き粉を付ける前に1度歯ブラシを水で濡らしていませんか?
歯ブラシを水で濡らしてしまうと歯磨き粉がすぐに泡立ち、しっかり磨けていなくても磨いた気になって終わってしまうからです。
また歯磨き粉に入っているフッ素濃度が低下してしまいます。
フッ素は虫歯予防にとっても大切な働きがあるのです。
もったいないと思いませんか?
「でも、歯ブラシが乾いた状態で使うのは気持ち悪い」という方は歯磨き粉を付ける前に歯ブラシの水分をしっかりと切るようにしましょう。
②歯ブラシを取り替えない。
皆さんはどれくらいで歯ブラシを交換していますか?
目安は1日3回磨く人で約1か月です。
「毛先が広がってないからまだ大丈夫」と使い続けていませんか?
清潔を保つためにも定期的な交換が必要なのです。
逆に1か月もたっていないのに、毛先が開いて使えないという方はいませんか?
それは力を入れすぎてしまっていると考えられます。
歯面や歯茎を傷つける原因になってしまうので磨き方を見直しましょう。
③ゴシゴシ磨く。
力を入れてのゴシゴシ磨きは「磨いた!」という達成感があると思いますが、実際には磨き残しが多いのかもしれません。
また、歯磨き粉の中に入っている研磨剤で歯を傷つけてしまっている場合があります。
そうすると、知覚過敏と言ってアイスクリームなど冷たいものでキーンとしみやすくなってしまいます。
理想は鉛筆と同じ持ち方です。
鉛筆と同じ持ち方にすることで力の入れすぎを防げるとともに細かく動かすことができると思います。
「ゴシゴシ」ではなく「シャカシャカ」と磨くようにしましょう。
④磨く順番を決めていない。
皆さんは歯を磨く際、テレビを見ながらなど何となく行っていませんか?
いつもどこからどういう順番で磨くか決めていますか?
どこから磨き始めてどこで終わっても、歯磨きの効果そのものに変わりはありません。
しかし順番を決めず何気なく磨いていると、どうしても磨き残しが出やすくなります。
今後、右下からというように磨く順番を決めて磨き忘れのないようにしましょう。
また健診などで、「磨き残しがありました」といわれた所はより重点的に行いましょう。
いかがでしたか?
皆さんこれを読んでドキッとしたことはありませんでしたか?
簡単にできることなので今日から意識してみてください!
歯科衛生士 常川怜奈
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