虫歯の進行具合について
皆様こんにちは!たなか歯科クリニッック歯科医師の三輪万里子です♪
みなさんは歯医者さんで『CO(シーオー)』や『C1(シーワン)』などと言われたことはりませんか?
これは虫歯の進行具合を示す用語なんです!
用語のお話をする前に、まず歯の構造について説明していきます。
1、エナメル質
歯の表面を覆っている硬い組織です。人体で一番硬く歯を周りの刺激から守ってくれるます
2、象牙質
エナメル質の内部にある茶色または黄色味をおびた組織です。
エナメル質がなんらかの原因で削れてしまい象牙質が露出すると冷たい物や熱いものがしみるようになります。
3、歯髄
歯の中を通っている神経のことです
4、歯根
歯茎に埋まっている歯の部分のことです。
歯は大きくわけるとこのような構造になっているんですよ。
では次に虫歯の進行度合いを表す用語の説明をしていきます。
これは5つあります。
.CO(シーオー)
これは穴はあいていませんが、虫歯になりかけており歯の表面が白く濁っている状態です。
この段階であれば正しい歯ブラシや歯の石灰化により元の状態に戻ることがあります。
なので治療の必要はありません。
.C1(シーワン)
初期の虫歯で歯に少し穴が空いている状態です。表面が茶色や黒色になっていることがあります。
エナメル質内にとどめられているため痛みはありません。
.C2(シーツー)
虫歯が象牙質まで進行した状態です。
冷たいもの、甘いものがしみるようになってきます。ここからは治療が必要になってきます。
.C3(シースリー)
虫歯が神経まで達し、なにもしなくてもズキズキ痛んだりします。
痛み止めをのまないと寝られない時もあります。神経の治療が必要になります。
.C4(シーフォー)
歯の上の部分がほほなくなってしまい、歯根だけのこった状態です。
ここまで虫歯が進むと神経が死んでしまっていることがほとんどなためしみたりはおこりにくいですが、神経や歯茎が膿 んで炎症をおこします。
歯は神経を取ってしまうとかなりもろくなってしまうため、なるべくC2までのうちに治療してしまうのがいいですね。
もちろん虫歯0が理想ですが⭐︎!
わからないことがあれば気軽にご質問くださいね。
たなか歯科クリニック
歯科医師 三輪万里子
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