おやつの役割

おやつの役割

こんにちは!歯科助手・管理栄養士の三田村です。

 

今日は幼児期についてお話したいと思います。

幼児期(1歳~小学校入学前)は前回お話した乳児期に比べて身体発育速度はやや緩慢になりますが成長の盛んな時期です。ちなみに「日本人の食事摂取基準(2015年版)」おいては、小児(1~2歳)と小児(3~5歳)で区分されています。

 

身体的特徴として、脳重量は6歳頃には成人の約90%になり腎臓の尿濃縮力は幼児期後半に成人と同等になります。また言語・知能・情緒などに著しい発達がみられ、自我の芽生えにより偏食や食欲不振などが起こるため正しい食習慣や礼儀などの食教育が大切です。

正歯は生後6~7か月頃から生え始め、乳歯は,3歳頃までには20本生えそろいます。当院でも歯が生え始めたばかりの小さなお子さんが虫歯予防のためフッ素塗布などを希望して来院される方がたくさんいます!

 

幼児期では、消化吸収機能が未熟にもかかわらず、成長に伴い活動量も増え、体重あたり成人よりも多くの栄養を必要とします。しかし、1日3回の食事だけで必要なエネルギーを確保するのが難しいのです。そこで間食(おやつ)でエネルギー補給をする必要があります。(ただし、個々の発育状況に応じる)間食から摂取するエネルギーは,1日の総エネルギー量の10~15%前後、1日1~2回が望ましいとされています。

ここで虫歯になりにくいおやつのポイントを抑えておきましょう!虫歯になりにくい食べ物として、抑えておきたいのは下記3つです。

①糖分が少ない

②長い時間お口に残らない

③歯にくっつきにくい

などがポイントになります。ここで簡単なレシピを紹介したいと思います

作り置きでお子さんたちも喜ぶおやつレシピ【クッキー】

◯作り方◯

①室温まで戻したバターをと砂糖をまぜあわせます※砂糖は少なめ

②次に薄力粉をいれてひとかたまりにしたら冷蔵庫で冷やします

③生地が冷えたら生地をのばしてお好みの型で型をとっていきます

④170℃のオーブンで焼きます

私はもうすぐクリスマスということで雪だるまやトナカイ、冬をモチーフにしたクッキーをつくりました♪

市販されているものだとどのぐらい砂糖が入っているかよくわかりませんが実際に作ってみると目に見えてわかるし、糖分も調整できたりします。また、型をとったりこねたりなどお子さんと一緒に楽しめるので、ぜひ一緒にやってみてはいかがでしょうか。

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